CROSS OVERは東南アジア、東アジアの国際展示会やアートフェアでグラフィックアートの制作と展示活動をしていたPEDDY POT(屋代弘之)が、今まで参加してきた展示とは別に、難しく思われがちな海外での展示をもっと様々な作家の人達に身近に感じてもらうために2017年8月に設立しました。

 

毎回違った画家やグラフィックデザイナー、ダンサー、フォトグラファーなど様々なジャンルの参加者を招集し、主にアジア諸国や様々な国や地域で行う展示集団として現在300人以上のアーティストが参加しました。

 

CROSS OVERとは、海外の展示を通して様々な作風の作品と来客との交流を通して、そこから各々が今まで気づかなかった別の視点や価値観に気付き、それをより掘り下げていきたい意味があります。

 

アジアがメインなのはそもそも地理的に往来がしやすいという点もありますが、一番は現在の日本では体感できないような発展の速度に圧倒されたのと同時に、各国々の現地のアートスペースや作家、オーディエンスとの交流を通して、自分の知らなかった環境が沢山あり、そこでもっと行動したいと強く感じた体験があったからです。

 

展示を通して、今の自分の身の回りの環境だけが全てだと萎縮するのではなく、もっと他の国や地域でも活動できるんだ、今いるところが全てじゃないことを出展者の方々に知ってもらい、少しでも今後の活動の幅が広がる後押しになればと考えています。

 

またアジアの国々では日本の文化を知ったりカルチャーを通してアートに興味を持つ人が増えてきて、展示に見に来てくれた現地の方々に日本にはまだまだ面白い作家やクリエイターがいるんだとより興味を持ってもらうことで、その中で小さなところから私達、そして日本の一端を知ってもらうことができるとも考えています。

 

現在台湾、シンガポール、香港、タイ、マレーシア、カンボジア、ミャンマーで展示を行ってきましたが、台湾の国際アートフェア内でCROSS OVERとして展示ができたり、フランスなどヨーロッパでの展示も行うなど、活動範囲もどんどん拡大してきています。

今までの出展がきっかけで他の国際展示会に参加する機会を得たメンバーもいます。最初は考えもしていなかった切り口から活動範囲が広がってきています。

 

CROSS OVERはただ海外で展示をやったということだけに満足したり、盲目的に海外の環境を持ち上げたりするわけではなく、最終的には各々の出展者が国内外の活動を問わず、自分の置かれた環境や立場などを展示を通して相対的に捉え、創作活動だけに収まらずそれぞれの生活全般のことや今後の指針などの考えを深めたり、問い直す手助けになることを目指しています。

 

展示や今後の行動を通して、出展者や観客の周りの方々に少しでも何かを還元できればよいと考えています。

今後の活動に是非ご期待ください。